EC-CUBE
| タイプ |
独自オンラインショップの新規構築 |
| 機能の豊富さ |
★★★★ 無料で導入できるショッピングシステムとしては最高峰 |
| 導入コストの安さ |
★★★★ 自分で行えばプログラム導入はほぼ無料。ただし独自SSL(セキュリティ証明)が必須のため事実上有料 + 必要であればWeb制作費 |
| ランニングコストの安さ |
★★★★ レンタルサーバー費+独自SSL費で月間数千円 テナント形式ではないため売上手数料なし
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| 導入の容易さ |
WEB技術者 → ★★★ その他 → ★ |
| 信頼性 |
★★★★ |
| 集客力 |
★ |
| 長所 |
ランニングコストが安い。純国産のため決済方法がなじみやすい。携帯対応。技術があれば自由に機能拡張できる |
| 短所 |
経費をかけずに開店までごきつけるにはある程度の技術を要する。自前店舗のため初期集客性が低く、広告展開を怠ると閑古鳥が鳴く可能性も |
| 困ったときの情報入手の容易性 |
★★ 公式サイトに専用フォーラムあり。ただし一般レベルでは極めて難解 |
| 導入済みサイト例 |
カービングナイフ専門店パッタナシン 家具・インテリアの島忠 |
| 導入しやすいレンタルサーバー |
WADAXレンタルサーバー(スタンダードプラン ※独自SSLオプション)
WebARENA(SuiteXプラン ※独自SSLオプション) heteml (スタンダードプラン ※独自SSLオプション)
ファーストサーバ(エントリープラン ※DBオプション・独自SSLプション) ※WADAXとWebARENAは開発元の動作確認済みかつ簡単インストール対応のレンタルサーバー。それ以外はサーバー事業者にて動作確認済みのレンタルサーバー。いずれもカッコ内表記の最も安価なプランでOK。ただし独自SSLオプションが必須。 |
| 公式サイト |
EC-CUBE |
総評
WEB制作業務で中小規模オンラインショッピングサイトの構築をする場合、いつもまずEC-CUBEから検討します。純国産のためデザインがなじみやすいこと、無料プログラムのため開発元が新バージョンが出せばほぼノーコストで最新バージョンが手に入ること、そしてなによりとても高機能なことが大きなアドバンテージになっています。
反面、無料であることの代償としてサポートを受けられないため、不具合は全て自己責任で解決しなければならないことと、準中級程度以下のWEB技術者にとっては導入やカスタマイズの難易度が高いことがネックとなり、万人向けのシステムではありません。
WEB制作を業務にしておられる技術者さんには文句なくオススメ、サイト制作をプロに丸ごと発注するご予定の完全ビギナーさんにもまずまずオススメ、それ以外の方にはやや手に余ることになりそうです。
また、ある程度の技術さえあれば導入コストはほぼゼロですが、独自SSL(セキュリティ)の導入が必須で月々1,500円~3,000円程度の固定費が別途かかるため、「無料だから」という理由で採用するのは早計です。独自SSLを使わずにEC-CUBEを導入するカスタマイズも一部で行われていますが、費用と効果を比べると必要性に疑問符がつきます。
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最終更新 2010年 1月 12日(火曜日) 19:32 |