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Zen-Cart

タイプ 独自オンラインショップの新規構築
機能の豊富さ ★★★★★
無料で高機能かつモジュール(機能)の追加が容易
導入コストの安さ ★★★★
自分で行えばプログラム導入はほぼ無料。ただし独自SSL(セキュリティ証明)が必須に近いため事実上有料(数千円)。 + 必要であればWeb制作費
ランニングコストの安さ ★★★
テナント料 → 月4,800円~14,800円(税込み)
ロイヤリティ → 売り上げの5%または8%
導入の容易さ WEB技術者 → ★★★
その他 → ★
信頼性 ★★★
集客力
長所 ランニングコストが安い。携帯対応。技術があれば自由に機能拡張できる
短所 海外産ソフトの日本語版。経費をかけずに開店までごきつけるにはある程度の技術を要する。クレジット決済等の導入に手間がかかる。自前店舗のため初期集客性が低く、広告展開を怠ると閑古鳥が鳴く可能性も
困ったときの情報入手の容易性 ★★
公式サイトに専用フォーラムあり。ただし一般レベルでは極めて難解
導入済みサイト例 POWER SPEED
Pack Depot
導入しやすいレンタルサーバー heteml(スタンダードプラン ※独自SSLオプション)
WADAXレンタルサーバー(スタンダードプラン ※独自SSLオプション)
※いずれもサーバー事業者にて動作確認済みのレンタルサーバー。いずれもカッコ内表記の最も安価なプランでOK。ただし独自SSLオプションがほぼ必須。上記以外でも動作するサーバー多数。
公式サイト Zen-Cart

 

総評

古くからあった無料のECサイトCMS(オンラインショップソフト)osCommerceの派生として誕生した経緯から、機能的によく練られていて、無料で導入できるソフトとしてはEC-CUBEと双璧を成します。海外製のため情報量も多く、WEB技術者さんが導入する分にはとくに支障はでないでしょう。ビギナーさんにはハードルが高く構築の外部委託は避けられませんが、これは独自オンラインショップ新規構築ソフトの共通事項でもあります。

 

一方、短所として共有SSL(無料セキュリティ)での運用が難解なため実質的には独自SSL(有料セキュリティ)が必須に近く、ランニングコストはEC-CUBEと全く同等になるのですが、そうなると基本機能の充実性でEC-CUBE、ランニングコストの安さでネットショップ・オーナーに分があり、好みを度外視すれば率先してZen-Cartを採用する理由が見当たらなくなってしまいます。

 

共有SSLでの運用はカスタマイズ次第でどうにかなるとはいえ、以後ソフトがバージョンUPするたびに再カスタマイズを余儀なくされかねないことを考える と、あまりオススメできません。世界的には十分な勢力をもったソフトのため今後淘汰されるようなことはないでしょうが、特殊な事情がない限り第一選択肢からは外すのが賢明と考えます。

最終更新 2010年 1月 12日(火曜日) 16:59
 

ショッピングモール売上順位

第1位 楽天市場
第2位 Yahoo!ショッピング
第3位 bidders

Amazonはマーケットプレイスの売り上げが正確に把握できないため除外してあります(おそらく3位)。

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