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Amazonマーケットプレイス
総評Amazonマーケットプレイスは、大手運営のショッピングモールにしては珍しく、テナント料や出品手数料が全くかからない仕組みを小口出品者向けに導入しています。また、基本的にサイトを作る必要性がないため導入難易度は圧倒的に低く、初期投資らしい初期投資はほとんど発生しません。
一方で、売買成約時の手数料がとても高く、利益率の低い商品を取り扱うには全く向きません。また、Amazonマーケットプレイスでの販売物は、運営主体であるAmazonの商品と混同されやすいデザインのため、顧客は出品者ではなくAmazonから買っているような錯覚をしやすい構造になっています。これは必ずしも短所ではありませんが、自店舗のブランド力向上にはプラスに作用しづらい側面があります。そしてもうひとつ、出品手続きの際にJAN コードの入力が必須のため、商品ごとにJANコードを調べる手間が逐一かかるという点にも注意が必要です。
Amazonの高い知名度と集客力は魅力ですが、高すぎるロイヤリティを考えると、利幅の大きい商品をボチボチと売っていくくらいの付き合い方が望ましい出店先と考えます。 |
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| 最終更新 2010年 1月 12日(火曜日) 19:23 |